私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1~2

[コミック]私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1~2


2012年は喪女がくるぅぅぅぅーーーーー!!高校に行けば自然とモテると思っていた黒木智子…。しかし、無残な現実が襲いかかって来る!この状況をどう打破するか? 女子高生の苦悩が始まる! 時々かわいいニューヒロイン誕生!?

ちょこちょこっとは読んでたんですけど通して読むのは初めてです。読んでて痛い、という評判ほど私には痛みをともなう内容ではなかったです。いや痛い場面がないんじゃーないですよ。私も高校時代ぼっちだったもんで当時も痛ーい思い出だらけだし。主人公の黒木智子が夏休みになっても一人ぼっちで悶々としてるとこなんかわかるわかる、と思いましたから。でもあんまり突き刺さってこないのはも智子ちゃんが女の子なおかげでダイレクトにこないのもあるかもです。それに私の場合、高校からぼっちになったわけじゃないしなあ。その前からすでにぼっちだった。むしろ高校を出てぼっちでいられない状況になってからが本当に辛くてですね、あんま自分の過去語りすると悲しくなるからこの辺でやめよう。んで漫画の話に戻すと私には痛い、というより切ない内容でした。ぼっちになっちゃうと人と関わらんから自意識過剰になるし自分の良いとこって上手く見つけられなくなるんですよ。そんな状況で不器用にあがく智子ちゃんがなんだか愛しくなってくる。人を見下したり妬んでみたりやたらプライドが高かったり見栄を張ってみたり。そういう負の感情あってこそ人間だと思うし、長い孤独だって人を育てる部分もあると思うし。少なくとも私はぼっちだったことを後悔していない。きっといつか羽ばたける時が来ると彼女を応援してあげたい。これで智子ちゃんが立ち上がることができないほどダメージ受けるような展開あったら本当に痛い苦しいけどな。そういうのはやめてあげて下さいね。それと女子高生が性欲を持て余してるような描写はあまり読んだことがないので新鮮だし面白いです。次の巻から二学期編ですがイベントの多い時期に智子ちゃんがどう苦悩するのか楽しみですね。