さよなら絶望先生(30)<完>

さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)

桜咲く4月。希望に胸を膨らませた登校途中の少女が、桜並木で出会ったのは、新クラスの担任の先生だった‥‥。そこまでは良い話。その先生の名は糸色望。学校から飛び下りたり、すぐ不登校になったり、超迷惑なネガティブ教師だった! 通称「絶望先生」が引っかき回すクラスでは、予想不能な事件が毎回毎回起きるのです!影武者の書き残した衝撃的は「あと10回」! そう‥ネガティブ教師と絶望少女達の物語、30集にて堂々完結!! 3のへ組もアディショナル学期の3.1学期を過ごし、ついに卒業です。マガジン本誌に掲載された最終話のカラーもそのまま掲載! 描き下ろしエピソード「30X話」も収録した、豪華仕様でお贈りします!!

完結巻。本当にタイトルどおりのさよなら絶望先生、です。この巻のエピソードは話題になったので、すべて少年マガジンを立ち読みしていて驚きでした。あらためて単行本で読んでみれば怒涛の畳み込みですなー。凄まじくも美しいラストでした。描き下ろしの30X話の不気味さも独特のいやーな余韻があってこの作品のブラックさが出まくりのもう一つのラストという感じがしました。伏線回収という意味ではまだ把握しきれてない部分があるしここ7年の時事風俗をおさらいできたりしそうなので1巻からぽつぽつ読みなおしてみたいですね。全30巻ギャグ漫画として楽しかった。心残りはアニメの方は1期の最初の方しか見ていないことで、あちらもリアルタイムで追いかけていればまた感慨が違ったかな?と思います。