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大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集


うわっ、久々にハッとするようなセンスの漫画を読んでしまった。あとに収録されている作品ほどシュールでなんと形容していいのかわからないんだけど心に突き刺さる。絵柄とかシュールさは榎本俊二の漫画に近いものがあるけどこういう心に残って後を引く感覚は榎本作品にはないんだよな。ほんと独特の味です。とりあえず言語感覚がスゲーというのはわかる。特に表題作はものすごい痛々しさ哀しさ切なさがあってなんなのよ、これ。なんか変な味わい。だけどもっと味わいたい。これ一冊じゃー物足りない。
空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)

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今度はこれも読んでみようっと。
ゴールデンラッキー―完全版 (上)

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ムーたち(1) (モーニングKC)

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セルラー

セルラー [DVD]

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キム・ベイシンガー演じる高校の科学教師ジェシカが何者かに誘拐され、監禁された部屋にあった壊れかけの電話機で外部との接触を試みる。唯一、つながったのが若者ライアンの携帯電話。初めはイタズラ電話だと思っていた彼も、ジェシカの危機に気づき、監禁場所を探し始める。

最近、シチュエーションサスペンス映画を見るのが続いてますが今回はセルラー再鑑賞。これでこの作品見るのは三回目ぐらいですかね。脚本はフォーン・ブースと同じラリー・コーエン。お話を作ってる人が同じだということを意識してみると内容が対になっている感じがいたします。フォーン・ブースは公衆電話をとったばかりに電話ボックスから動けなくなる、で一方セルラーは携帯電話をとったばかりにあちこち動きまわらされる話なわけですよ。公開当時に劇場で見て感想書いたのでそれを引用しますと

行動力はあるが頭が切れるわけでもないライアンが携帯からの情報のみでいかにジェシカを救い出すか?というのがこの映画の面白さ。携帯電話を使ったサスペンスということでジリジリした展開を予想したが冒頭から画面は常に動き止まることを知らずアクションも豊富に疾走する。犯人グループはジェシカの夫と子供にも魔の手を伸ばし、なんとかライアンは先回りをして危険を知らせようとするのだが圏外の場所に行けない、バッテリー切れ、混線などに悩まされる。「絶対に切れない生命線となった携帯電話」が抜群のスリルを生みだしており、身近な携帯電話の機能が徹底的に活用されてるのも見事。そんなややこしい事態ライアンが頑張らんでも警察に任せちまえばいいんでないの?という突っ込みどころもシチュエーション作りをやっており上手く回避している。

といった具合で感心したものですが今回見ても上手いと思いました。ところどころのユーモアも粋だし。それとフォーン・ブースと比較して思うのは脚本の内容に対して演出が的確最小限で見ていて心地良いです。フォーン・ブースは盛り上げようという演出がウザくてノイズ化してたからなあ。ただの軟派野郎に見えたライアンが行動力があって正義感が強いのが見えてくるとかウィリアム・H・メイシー演じるしょぼくれた巡査部長が大活躍をするなど一見頼りなげな人が意外な頑張りを見せるのもまた痛快です。特にウィリアム・H・メイシーは情けない役が多い人なので配役的にも上手い。ところで公開当時に劇場でポスターを見た時にも思いましたがこの映画のパッケージ、なんでこんなエロチック・サスペンスみたいな絵面なんですかね?

フォーン・ブース [DVD]

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フォーン・ブース

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D

すべてはニューヨーク・ブロードウェイの電話ボックスから始まった。口先だけで世間を渡ってきたヤリ手のメディア・コンサルタント、スチュは、コール音が鳴り響く電話ボックスの電話を思わず取ってしまった。その相手は「電話を切ったらお前の命はない」と告げる。彼の胸には赤外線の標的マーク。一体なぜ自分が標的になっているのか訳も分からぬまま、彼は電話ボックスから一歩も出ることが出来なくなってしまった。そして、街の喧騒を凍り付かせる一発の銃声が轟いた。倒れる通行人、犯人に祭り上げられるスチュ……。警察、マスコミ、妻、そして愛人まで登場する中、スチュの選んだ結末とは? そして、犯人は一体何者なのか──?

先日見た崖っぷちの男がまずまず良かったのでもう一本シチュエーション煮詰まり系の映画を見てみようとこのフォーン・ブースを鑑賞。まず良かった点から行くと主演のコリン・ファレルの見かけや態度を飾ってるだけのチャラ~い感じが雰囲気出てましたね。電話で脅迫されてからの熱演が素晴らしく虚飾が剥げ落ちて惨めになっていく様は鬼気迫るものもありました。さらに虚飾が剥げ落ちた結果逆に人間的に成長してしまう、というドラマ展開はなかなか興味深かったです。電話ボックスから出られない電話を切れないという普通起こり得ない状況作りがまず巧みだったし固まったシチュエーションであとは犯人と会話するというだけで80分持つのはコリン・ファレル有りきだなあ。んでまあこの作品も期待通りどんどん煮詰まっていくわけなんですけどあんまりサスペンスが盛り上がっていかず膠着しているだけ、に見えてしまうのが問題。全編チャカチャカした編集とカット割りでどうも落ち着かずかえって平板になってるんですよ。ハラハラする前に演出でテンション上げすぎるので見ている方は逆に安心してしまうというか。急いで慌てているのは主役だけで演出は淡々としているぐらいの温度差があった方が危機感が出たように思います。あと冒頭のあたり、主人公がチャラいのはわかるけども初っぱなからチャラチャラさせすぎでしたな。始めから虚飾の男というのが見ている側にもバレバレなので後半メッキが剥げていくあたりがあんまりスリリングじゃない。で、あとはラストですね。はっきりした解決をせず不条理なところに着地させるのはいいんですけどいかにもほれ、どうだ不気味だろみたいな演出されるとなあー。白々しくって萎えてしまうのよなあ。あれさり気なくやってくれたらかなりゾッとする終わり方と違うんかな?ということでまとめると内容自体は面白いんだけれど演出過剰でかなりのマイナスになっちゃったという印象です。

崖っぷちの男 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

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ドキドキ!プリキュア 第1話「地球が大ピンチ! 残された最後のプリキュア!!」


前のスマイルプリキュアより内容の対象年が上がって大人っぽい感じがしましたかね。まだ第1話なのでどうなっていくのかさっぱりわからんですし私はプリキュアをちゃんと見たのはスマイルプリキュアが初めてなのでスマイルとしか比較できないですけど前作よりキャラクターデザインがクールになっているように思えたし初回から変身シーンで決めポーズとってあとは来週に引くという流れからストーリー性の強い作品なのかな?なんにせよ面白そうなオーラは立ちまくりなので続けて見ていきたいと思います。

1月の観たDVD まとめ

1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:17本
観た鑑賞時間:1302分

野良犬<普及版> [DVD]野良犬<普及版> [DVD]
再鑑賞。骨太のミステリーサスペンスとして抜群に良く出来ている。ほんの脇役まで素晴らしい名演技を見せるし撮影音楽演出のアンサンブルは見事。戦後という時代背景も丁寧に描かれているがメッセージ性は現代にも通じると思う。
鑑賞日:01月31日 監督:黒澤明
崖っぷちの男 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]崖っぷちの男 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
凝ったシチュエーションで凝った展開があるにしては細部に粗があるし語り口に疑問を感じるがテンポと勢いで見せきる。小規模な舞台に様々なエンターテイメント要素を盛り込むサービス精神も買える。まずまずの良作。
鑑賞日:01月31日 監督:アスガー・レス
ストライクウィッチーズ2 通常版 第4巻 [DVD]ストライクウィッチーズ2 通常版 第4巻 [DVD]
7話は微小な敵が本拠地に入り込むというよくある展開ながらもエッチなコメディに仕立てるのがこの作品ならではの味だなあ。8話は1期第2話を彷彿させる熱い展開。
鑑賞日:01月31日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ2 通常版 第3巻 [DVD]ストライクウィッチーズ2 通常版 第3巻 [DVD]
5話はローマの休日オマージュだな。6話の極限状況に特殊な作戦で挑むのも燃える。
鑑賞日:01月28日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ2 通常版 第2巻 [DVD]ストライクウィッチーズ2 通常版 第2巻 [DVD]
2期も順調に面白く話数を重ねるごとに各キャラクターの成長や人間関係もすっきりと見えてくる構成も見事。空中戦は毎度爽快。
鑑賞日:01月28日 監督:高村和宏
ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]ストレンヂア -無皇刃譚- 通常版 [DVD]
アニメーションで剣戟を見たかったので鑑賞したら見せ場だらけでその意味では大いに満足。骨太のアクションシーン、緩急のつけ方、渋い色調など重厚な味わいがある。逃避行をメインにした中盤ぐらいまではストーリーもたいへん面白かったがその先の各キャラのエピソードのまとめ上げがぞんざいで画面上では目覚ましい大活劇が展開していてもあまりクライマックスに突入した気分にはならず。結果的に良作止まりというところか。
鑑賞日:01月24日 監督:安藤真裕
ストライクウィッチーズ2 通常版 第1巻 [DVD]ストライクウィッチーズ2 通常版 第1巻 [DVD]
1期と制作会社と坂本少佐の声が変更になっているがまったく違和感なし。むしろ1期より映像的にパワーアップしている気がする。以降続けて楽しんでいきたい。
鑑賞日:01月23日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ 通常版 第6巻 [DVD]ストライクウィッチーズ 通常版 第6巻 [DVD]
最終話の盛り上げが素晴らしくこうでなくっちゃね。全編通してたいへん面白かった。続いて2期を鑑賞していきたいと思います。
鑑賞日:01月23日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ 通常版 第5巻 [DVD]ストライクウィッチーズ 通常版 第5巻 [DVD]
終盤に入ってきてどうやら世界観の謎に迫る展開になりそうだしドラマの緊迫感も増して目が離せない。
鑑賞日:01月23日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ 通常版 第4巻 [DVD]ストライクウィッチーズ 通常版 第4巻 [DVD]
7話のコメディー、8話のシリアスとバランスよく面白く見れた。特に7話のドタバタっぷりやオチには笑わせてもらいました。きっちりキャラを掘り下げつつストーリーが前に進んでいるのもとても良いです。
鑑賞日:01月22日 監督:高村和宏
荒野の用心棒 [DVD]荒野の用心棒 [DVD]
何度も見ている作品だが久々に山田康雄吹き替えバージョンを鑑賞。意外とアクション場面が少なくバイオレンス描写もどきつくなく今の目で見ればクールな印象。中盤サスペンス演出が上手くないのでダレるがクライマックスの拳銃対ライフルの決闘は音楽の盛り上げもあって素晴らしい。そこに至るまでの伏線も実はかなり丁寧。
鑑賞日:01月22日 監督:セルジオ・レオーネ
カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]カールじいさんの空飛ぶ家 [DVD]
二度目のほうがより面白く見ることが出来た。冒頭のあたりが屹立して素晴らしいが後半の冒険活劇部分にも実はしっとりした情感が流れており素敵だと思う。
鑑賞日:01月18日 監督:アンドリュー・スタントン
無法松の一生 [DVD]無法松の一生 [DVD]
劇中の時代に生きていたわけではないが見ていて暖かい懐かしさに包まれる。三船敏郎演ずる松五郎がまず魅力的だし積み重なる一つ一つのエピソードが面白い。撮影の素晴らしさ画面の美しさと厚みが見事で堪能。祇園太鼓の場面は三船の快演もあってカタルシスが高まる。終盤の切なさも胸を打つ。阪東妻三郎バージョンもぜひ見たい。
鑑賞日:01月14日 監督:稲垣浩
ザ・レイド [DVD]ザ・レイド [DVD]
荒々しいアクションを勢いで見せきるタイプの映画かと思いきやがっちりした演出が土台にあり張り詰めたサスペンスの出し方がやたら上手くクールといっていい内容。その上で銃撃戦やら格闘戦やらぞんぶんにサービスがあり見応えある作品ではある。なにか物足りないのは芯になる華のようなものがないためか。
鑑賞日:01月14日 監督:ギャレス・エヴァンス
コクリコ坂から [DVD]コクリコ坂から [DVD]
前のゲド戦記のように目も当てられない酷さはなく一定の質はあるがさりとて良い作品とも言えず。背景が豪華で音楽が騒動しいわりには人物の演出が追いついておらず、単純な話なのに整理が出来ていなくて無駄にわかりにくい。もう少し人物に感情移入できれば印象もだいぶ変わるのだが。
鑑賞日:01月12日 監督:宮崎吾朗
ストライクウィッチーズ 通常版 第3巻 [DVD]ストライクウィッチーズ 通常版 第3巻 [DVD]
スピーディーな話と幻想的な夜の話が対照的に2話あってどちらも楽しめた。
鑑賞日:01月08日 監督:高村和宏
ストライクウィッチーズ 通常版 第2巻 [DVD]ストライクウィッチーズ 通常版 第2巻 [DVD]
いろんなキャラが立ってきてどんどん面白くなってきた!
鑑賞日:01月01日 監督:高村和宏

鑑賞メーター

1月の読んだ本 まとめ

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:24冊
読んだページ数:5354ページ
ナイス数:1041ナイス

七星降霊学園のアクマ  01 グラトニー・シールド  (角川スニーカー文庫)七星降霊学園のアクマ 01 グラトニー・シールド (角川スニーカー文庫)感想
設定を説明するのではなく自然にストーリーや会話に溶け込ませていつの間にか把握させてしまっている上、抜群のリーダビリティ。著者の作品を読むのは始めてだがさすが多数の作品を書いてきただけのキャリアを感じる。一方でインパクトが弱く無難で手堅いだけのように思える部分もあり、今後続巻でどれだけの仕掛けをして盛り上げてくるかが期待のしどころか。
読了日:1月29日 著者:田口 仙年堂
るろうに剣心 ─銀幕草紙変─ (JUMP j BOOKS)るろうに剣心 ─銀幕草紙変─ (JUMP j BOOKS)感想
活劇描写の弱さは気になるものの原作漫画の序盤を上手くまとめてあり内容も濃い。時代背景や各キャラクターの心情も説明的でなくよく書けており出来うればこの小説版の続編も読んでみたい。
読了日:1月27日 著者:和月 伸宏,黒碕 薫
兇感想
悪い意味で字で書いた漫画。舞台背景の説明や情景描写を極力抑えているのはある種のスピード感を生み出していて効果的だが人物の描き込みがいくらなんでもなさすぎ。主人公は様々な出会いを通し葛藤しながら成長していく話なのにこれではドラマとして成立していないし単にあらすじとして流れ去っていくのみ。剣戟場面は良く書けているのに生きてこない。あと人物が立っていないのに台詞だけはもっともらしいことを言うのも気になった。著者が熱意を持って書いているのはわかるので好意的には読めるのだが足りないものが多すぎて心に響かない。
読了日:1月24日 著者:矢野隆
日常 (8) (カドカワコミックス・エース)日常 (8) (カドカワコミックス・エース)感想
新刊でひさびさに読んだせいか異様にテンション高かったような気が。特に催眠術ネタは笑った。
読了日:1月22日 著者:あらゐ けいいち
日常 (7) (角川コミックス・エース 181-9)日常 (7) (角川コミックス・エース 181-9)感想
シュールさと勢いとほのぼのが混じって変な化学変化起こす可笑しさ。
読了日:1月22日 著者:あらゐ けいいち
るろうに剣心 完全版 7 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 7 (ジャンプ・コミックス)感想
まだ本題に入る前の序章というべき展開だが見せ場だらけ、話は動きまくるといった案配で気持ち良すぎる。
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 6 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 6 (ジャンプ・コミックス)感想
一気に話が動いたし新キャラ続々登場、盛り上がってまいりました!
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 5 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 5 (ジャンプ・コミックス)感想
ダイナミックで面白い。剣心に二面性の表現が特に良い。
読了日:1月18日 著者:和月 伸宏
秋声惑う 返り忠兵衛江戸見聞(3) (双葉文庫)秋声惑う 返り忠兵衛江戸見聞(3) (双葉文庫)感想
前作の後日談的内容。今回は比較的地味でも策略と探索ありと読ませる仕掛けもある。そのあたりの入り組んだ策謀や人間関係がただ単にわかりにくいだけになっているところが多々あり主人公が惑う展開にいまいち感情移入できず、工夫は理解できるもののストーリーとして作り込みの甘さも感じ乗りにくい巻だった。人情ドラマの部分は実に良く出来ているだけになんとも惜しい。
読了日:1月17日 著者:芝村 凉也
魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (5) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
いろいろと惜しいところもある作品ではあるがぎりぎりスピンオフとしての体裁を保ちつつ思い切り弾けた点では大いに評価したい。またこのストーリーは細切れで読むとわかりにくいので通して再読すれば新たな発見があるように思う。終盤は派手な見せ場を作りつつもきっちり風呂敷を畳んだ。
読了日:1月15日 著者:原案:Magica Quartet,原作:平松正樹,画:天杉貴志
GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)GJ部(グッジョぶ) (ガガガ文庫)感想
程よく軽く読めてキャラにも萌えてリラックスして読める。あるのはどうでもいいようなエピソードばかりだがちゃんと退屈までさせないさじ加減があり楽しい。各話4ページで終わるお手軽さも良し。
読了日:1月14日 著者:新木 伸
魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)魔法少女かずみ☆マギカ ~The innocent malice~ (1) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)感想
最終巻刊行を機会に再読。
読了日:1月13日 著者:天杉 貴志
侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 13 (少年チャンピオン・コミックス)感想
丁寧にイカ娘以外のキャラクターを描いて育ててきたので各キャラの組み合わせだけでシチュエーションコメディー的面白さがある。オチのつけ方も秀逸なものが多く著者のお話作りスキルがぐんぐん伸びているのがよく分かる。これはアニメから逆影響を受けている部分もあるのかもしれないね。まだまだ続いてほしい作品。そして素晴らしいのは相変わらずのイカちゃんの可愛さでゲソ。
読了日:1月10日 著者:安部 真弘
るろうに剣心─特筆版─ 上巻 (ジャンプコミックス)るろうに剣心─特筆版─ 上巻 (ジャンプコミックス)感想
現在本編を完全版で再読中なのでどうしても比較的に読んでしまい、単体の作品として楽しみにくい状態ではある。にしても展開が早すぎ、キャラの掘り下げがなさすぎなのでそれなりに楽しめるものの浅いという印象になってしまう。駆け足で小刻みすぎて乗りにくい。作品の質的には低いわけではないのでもっと余裕あるペースで描いてあればもう一つのるろうに剣心としてかなり面白いものになったと思うのに残念。
読了日:1月10日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 4 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 4 (ジャンプ・コミックス)感想
剣豪もの的展開がメインになってきてわくわくする。レギュラーキャラたちも生き生きしてますなー。
読了日:1月10日 著者:和月 伸宏
湿風烟る-返り忠兵衛江戸見聞(2) (双葉文庫)湿風烟る-返り忠兵衛江戸見聞(2) (双葉文庫)感想
まだ書きように多少の硬さは感じるが前作同様爽快で面白い。主人公に魅力があるのがまず強く、人情ドラマあり剣戟ありで読ませる。クライマックスには大立ち回りもありカタルシスのある展開もあって後味も良い。
読了日:1月9日 著者:芝村 凉也
まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)まおゆう魔王勇者 「この我のものとなれ、勇者よ」「断る! 」 (5) (カドカワコミックス・エース)感想
コミカライズを読んでいるというよりはもう一つ別のまおゆう魔王勇者をよんでいるような気がしてくるほど漫画として自然。多少漫画として表現しにくいためか弱くなった部分もあるが絵になったキャラクターは生き生きしているし動きのある場面が素晴らしい。
読了日:1月8日 著者:石田 あきら
るろうに剣心 完全版 3 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 3 (ジャンプ・コミックス)感想
熱い。この巻は御庭番衆たちの散り様に魂を撃ち抜かれる。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心 完全版 2 (ジャンプ・コミックス)感想
剣心と刃衛の対決が圧倒的迫力。実写映画はよくこれをちゃんと再現したなあ、と感心する。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)るろうに剣心―明治剣客浪漫譚 完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)感想
実写映画鑑賞を機会に再読。内容をすっかり忘れていたので新鮮な気持ちで読めた。コミカルな部分含めて面白くエピソードも豊富。
読了日:1月8日 著者:和月 伸宏
男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)男子高校生の日常(7)(完) (ガンガンコミックスONLINE)感想
何度か声出して笑った。通常通りの内容で最終巻らしさはあまりないがこれで登場キャラたちとお別れと思うとさびしい。しかし最終ページは凄まじいバッドエンドではあるな。
読了日:1月8日 著者:山内 泰延
天下 奥右筆秘帳 (講談社文庫)天下 奥右筆秘帳 (講談社文庫)感想
この巻はラストスパート直前のタメ、といったところか。あと2冊で終わりだそうなので終盤いかに盛り上げて着地するか大いに期待したい。
読了日:1月6日 著者:上田 秀人
進撃の巨人(9) (講談社コミックス)進撃の巨人(9) (講談社コミックス)感想
もう9巻までくれば巨人のキモさにも慣れるだろうと思って読めばあらためて戦慄と嫌悪感を味わった。とくに序盤のある場面は凄まじく恐ろしい。謎や伏線の張り巡らせ方も素晴らしくストーリーテリングに長けていると思う。
読了日:1月4日 著者:諫山 創
人生 第4章 (ガガガ文庫)人生 第4章 (ガガガ文庫)感想
内容が薄いのか逆に厚みがあるのかよくわからんシリーズ4巻目。回答者3人のキャラの馴染んだころに新キャラというのもタイミング的にいい展開なのでは?今回は特に良い意味での理屈っぽさが出ていて独特の面白さがあった。巻数を追うごとに安定してきたけどときどきはこの安定すらぶち壊す展開があっていいかも。毎度我慢しきれず吹き出して笑ってしまう瞬間があるのはギャグラノベとして心強い。
読了日:1月2日 著者:川岸 殴魚

読書メーター

野良犬

野良犬<普及版> [DVD]

野良犬<普及版> [DVD]

黒澤明がマルチ・カム方式と望遠レンズを導入して挑んだ本格サスペンス。拳銃を奪われた刑事と、その拳銃で殺人を犯し続ける犯罪者。刑事と犯人という立場の違うふたりの復員兵が真っ向から対決する。リアリズムに徹した演出が結実した名作刑事ドラマ。

先日テレビ朝日で放映されたリメイクドラマ版が酷いシロモノだったので本家黒澤明版を再鑑賞。いやー口直しぐらいのつもりだったのにいろいろ再発見があって面白かったわ!前半は地味な捜査を描いているのにまったく退屈しませんなあ。なんでかな?と考えてみたら捜査の過程で出てくる人々がちょい役まで好演していて華があるんですよ。すべての登場人物に面白味と生命力を感じる。この作品、芯のミステリー・サスペンスの部分が骨太で素晴らしいのはもちろんですがその上に乗っかってるユーモアの質が高い。特に志村喬演ずるベテラン刑事の台詞回しの粋なこと!ここは今回見て初めて気が付きました。あと犯人像に今でも通じる現代性があるのも凄いですね。戦後という時代背景を丹念すぎるほど描きながらも時代性に頼ったり媚びたりしていないということじゃないでしょうか。自分が世の中に踏みつけられたから他人を踏み潰してしまえ!というような悪っていつの時代にも存在しうると思いますから。そういうところにちゃんと焦点が合わさってなおかつはっきりしたメッセージが発せられるなら今の時代を生きていても心に響きますよ、そりゃあ。後半の天候を巧みに使った強烈なサスペンスは見事だし終盤の畳み込みも惚れ惚れします。音楽の使い方も本当に良いよなあ。わざわざ舞台を現在に置き換えて下手なリメイクせんでもオリジナルが十分現役の内容ですね。あらためて傑作だと感心しました。