[[今週のお題]]「好きなアニメ映画」
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菊地秀行の小説をもとにしたアクション・ホラー・アニメ。魔界の一族‘妖魔’に立ち向かう、‘闇ガード’滝の活躍をバイオレンス描写満載で描く。
はてなの今週のお題については一度も書いたことがないのですが今回のお題は書きやすいテーマなので初挑戦したいと思います。私のアニメ映画ベスト1を挙げるとするならば川尻善昭監督の妖獣都市ですね。原作者の菊地秀行が絶賛していたので見てみたら本当に素晴らしい出来で感心したのを覚えています。ホラーアクションなのでおどろしいクリーチャーは出てくるしバイオレンス描写はキツめだわエロチックな場面もあるのですが画面作りに品がありむしろ美しい。川尻演出のスタイリッシュさも素晴らしく台詞回しもハードボイルドで痺れました。東海林修の音楽、当山ひとみの挿入歌、エンディングテーマも良かったしね。で、この作品実は大人のラブ・ストーリーなんですよ。そこがいい。当時のバイト先の女の子に駄目もとで薦めてみたら意外に喜んでくれて最終的にはそこの女性が全員見て評判の作品となりました。あの頃はこんなエログロ要素が強い作品を女性が楽しんで見るのが不思議でしたが今ではよくわかります。エログロを描いてもちゃんと美意識があり、ロマンチックにコーティングしてありますからね。よく考えれば原作の菊地秀行の伝奇バイオレンス小説もエログロなのに女性読者多いもんな。特筆すべきことが後回しになりましたが魔界側の闇ガード、麻紀絵の魔的で退廃的な美しさは一見の価値ありです。最近の萌えキャラも私は好きですが女性を魅力的に描くにはこういうやり方もあるんだ、という意味でも今時のアニメファンには見てほしいですね。
バンパイアハンターD(オリジナル日本語バージョン) [DVD]
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菊地秀行原作、川尻善昭監督コンビではバンパイアハンターDも素晴らしかった。満月を背にDが現れるシーンは全身に鳥肌が立ちました。こちらも好きなアニメ映画です。
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同じコンビでは魔界都市〈新宿〉もありますがこれは原作を改悪している部分があってちょっと落ちる出来。あと少年が主人公というのもネックかな。川尻監督はアダルトな雰囲気やキャラクターを活かすのに長けていると思うので。でも十分面白い内容ですよ。
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