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"葵" ヒカルが地球にいたころ……(1)

野村美月のミステリアス現代学園ロマンス、堂々開幕!! 「心残りがあるんだ」恋多き学園の"皇子"ヒカル――その幽霊が、是光の前に現れそう告げた。このまま幽霊につきまとわれ続けるなんて冗談じゃない! と、渋々"心残り"を晴らす協力をすることにした是光だが、対象の左乙女葵――"葵の上"と呼ばれる少女は、頑なに話も聞こうとせず、生徒会長の斎賀朝衣にも不審がられ、敵視されるハメに。そんな時、ヒカルの死にまつわる、ある噂が聞こえてきて――!?

暗めでしっとりした話かと思いきやコメディ要素強めで不意打ち的なのもありかなり笑ってしまいました。最近幽霊が自分だけに見えてコミニケーションがとれてしまう話によくぶち当たるのですがこれもそうですね。あと不良でもないのに見た目ヤンキーで誤解されて嫌われるつーのは僕は友達が少ないの主人公もそうだったなー、とか。ようはよくある設定ではあるんですが読んでみるとオリジナリティーありまくりでどの作品にも似ていない、というのはさすがの力量だと思います。ヒカルと是光、対照的な二人の会話が面白いし、是光が途中からモテだすあたりに都合良さがないのは女性作家の強みですかね?人物の心の動きが自然というか、だからクライマックスの遊園地のくだりも素直に感動しました。これも面白かったのでシリーズ続けていっちゃいましょう。

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)