8月の読んだ本 まとめ

8月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:5219ページ
ナイス数:738ナイス

×××HOLiC(6)(KCDX)×××HOLiC(6)(KCDX)
女性のアヤカシに取り憑かれる話が哀切で儚いラブストーリーのよう。
読了日:08月29日 著者:CLAMP
×××HOLiC(5)(KCDX)×××HOLiC(5)(KCDX)
紫陽花の話が恐ろしくも悲しい。
読了日:08月29日 著者:CLAMP
×××HOLiC(4)(KCDX)×××HOLiC(4)(KCDX)
どのエピソードも良かったが特に双子の話が好み。
読了日:08月29日 著者:CLAMP
謎の黄金観音-娘同心七変化 (廣済堂文庫)謎の黄金観音-娘同心七変化 (廣済堂文庫)
趣向やストーリーに捻りを盛り込みつつ軽快に芸で読ませる。しっかりツボを押さえた大衆演劇的娯楽作品。
読了日:08月28日 著者:鳴海 丈
憂鬱なヴィランズ (ガガガ文庫)憂鬱なヴィランズ (ガガガ文庫)
独特の暗い陰鬱なムードには魅力があるが同時に活気まで奪っている部分がなんとも惜しい。これ一作でもまとまりはあるが設定を生かし切っていない部分もあり、シリーズのツカミとしてはちと弱い。
読了日:08月26日 著者:カミツキレイニー
クロス×レガリア  吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)クロス×レガリア 吸血姫の護りかた (角川スニーカー文庫)
テンプレ的な話だが語りや構成の巧さ、意表を突くひねりなど芸で読ませ作者の力量を感じる。ライトノベル的にもキャラが良く描けてるし伝奇活劇としても場面場面の表現が簡潔でわかりやすい。
読了日:08月24日 著者:三田 誠
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。3 (ガガガ文庫)
いろいろとひねくれていてどす黒いし痛いしで読んでいて楽しいわけではないのだが文章のリズムと勢いが素晴らしくちゃんとエンターテイメントに持っていく力業が見事。この巻の白眉はやはり精神の削り合いのような大富豪ゲームの場面だろう。実に痛々しい。
読了日:08月24日 著者:渡 航
春嵐立つ-返り忠兵衛江戸見聞 (双葉文庫)春嵐立つ-返り忠兵衛江戸見聞 (双葉文庫)
主人公の腕は立つなれど人間的に未熟で世間知らずっぷりがなんとも危なかっしくそれでも懸命な姿はなかなか好感。多少のぎこちなさは感じるもののまずは人情ものとして読ませる。続巻での主人公や作品の成長を期待したい。
読了日:08月22日 著者:芝村 凉也
人生 第3章 (ガガガ文庫)人生 第3章 (ガガガ文庫)
3巻目にしていい具合にはじけてまいりました。ギャグの豊富さに圧倒されるし流行りのパロディネタをほとんど使わずシチュエーションづくりする姿勢には頭が下がる。脱線やどうでもいい展開をしているようで終盤まとまってちゃんとオチているのも良かった。これだけ笑わせにきていて文章に白々しさがないのも安定感がある。
読了日:08月21日 著者:川岸 殴魚
さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)
怒涛の畳み込みの完結巻。最終話の美しいラストとアナザーエンドとも言うべき描き下ろしエピソード揃って絶望先生という作品らしい。全30巻ギャグマンガとして7年間楽しませていただきました。
読了日:08月18日 著者:久米田 康治
鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 (1) (ガンガンコミックス)
再読。最初から面白い。今回は最終巻まで読みきりたい。
読了日:08月18日 著者:荒川 弘
進撃の巨人(8) (講談社コミックス)進撃の巨人(8) (講談社コミックス)
しばらくアクションシーンメインであったがこの巻は展開で読ませるし、世界観の謎に片鱗ながら迫る部分もありさらに面白くなってきた。設定の作り込みや伏線の丁寧さなどパッと見のインパクトだけで勝負していない作品だとあらためて思う。最大の難点は人物の描き分けの弱さで毎度これで混乱したり感情移入を削がれるのがなんとももったいない。
読了日:08月15日 著者:諫山 創
HUNTER×HUNTER 11 (ジャンプ・コミックス)HUNTER×HUNTER 11 (ジャンプ・コミックス)
この辺りはもう少年漫画というより謀略活劇的味わい。いろんなエンターテイメント要素があって次に何が来るかわからず、奥が深い。
読了日:08月14日 著者:冨樫 義博
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(2) (ガンガンコミックスONLINE)
むむむ。どんどん智子ちゃんが愛しくなるのはなぜだろう?人を見下したり妬んでみたりやたらプライドが高かったり見栄を張ってみたり。そういう負の感情あってこそ人間だと思うし、長い孤独だって人を育てる部分もあるし。きっといつか羽ばたける時が来ると彼女を応援してあげたい。けっこうキツいようで実は暖かい眼差しで描いている漫画と思うけどなあ。私には痛い、というよりむしろチャーミングな作品です。だから智子ちゃんが本当のどん底に落ちるような展開はやめてあげてね。
読了日:08月11日 著者:谷川 ニコ
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1) (ガンガンコミックスONLINE)私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(1) (ガンガンコミックスONLINE)
自分自身がぼっちだったし身に覚えのあるエピソードもあるのだが私的には評判ほど痛みのある内容ではなかった。主人公が女の子だからダイレクトにこないのもあるかも。それより不器用にあがく主人公を愛おしむ気持ちの方が強い。時折ある切ない情感も素敵だと思う。
読了日:08月11日 著者:谷川 ニコ
侵略!イカ娘 12 (少年チャンピオン・コミックス)侵略!イカ娘 12 (少年チャンピオン・コミックス)
あとがきに苦しかったので夏らしくない話があると作者は言ってるけどちゃんと面白いので問題なしでゲソ。でも夏にイカ娘のアニメ見たかったので通常版じゃなくオリジナルアニメ付き限定版にすれば良かったでゲソ。
読了日:08月09日 著者:安部 真弘
下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)下ネタという概念が存在しない退屈な世界 (ガガガ文庫)
小説としてもしっかり書けていて読める内容であるが下ネタ連呼で持たせるのもしんどいものがあり、風刺の部分も浅いので後半はテンションが落ちていってしまうのが惜しい。しかし新人らしい勢いとイラストの相乗効果が効いていてライトノベルらしい尖りっぷりは大いに買い。
読了日:08月07日 著者:赤城 大空
Kiss×sis(10) (KCデラックス)Kiss×sis(10) (KCデラックス)
巻数も進んでくるといろいろ苦しいかとは思うがシチュエーション作りやストーリーがしっかりしているのでちゃんと読める。あと話が思いっきり安定を崩してきたので続きも気になる。
読了日:08月06日 著者:ぢたま 某
おおかみこどもの雨と雪 (角川スニーカー文庫)おおかみこどもの雨と雪 (角川スニーカー文庫)
映画版鑑賞後に小説版を読む。残念ながら優れた映像作家が優れた小説家ではない、ということを実感する結果に。あれほどアニメーションで印象的だった場面が淡々と小説的描写がないまま流れていってしまう。特に終盤の大雨の表現を擬音語に頼っているのはなんとも興ざめするものだった。映画版をフォローするような点はあるので副読本としては良いが単体の小説としては感心する出来ではない。
読了日:08月04日 著者:細田 守
荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)
面白い漫画を書く漫画家は論評を書いても面白い、とは限らないがこの本に関しては実に充実した内容。荒木飛呂彦の作品を読んだことのない人でも単体のホラー映画入門書として読めると思う。映画の内容や解説が実に巧みでいろんな作品が見たくなる。特に私はゾンビ映画をあまり見ていないので第一章のゾンビ映画に関する考察はたいへん参考になった。
読了日:08月03日 著者:荒木 飛呂彦
×××HOLiC(3)(KCDX)×××HOLiC(3)(KCDX)
このあたりから基本設定の説明やキャラクターも出揃い、本題というところか。猿の手をアレンジしたエピソードが特に面白くブラックな味わいもよかった。
読了日:08月02日 著者:CLAMP
×××HOLiC(2)(KCDX)×××HOLiC(2)(KCDX)
画面の華麗さ、特に白黒の独特なバランスから生まれる妖しい雰囲気には惹かれるものがあり、ゆっくりしたストーリーもまた異界を漂うごとき不思議さに満ちている。
読了日:08月02日 著者:CLAMP
HUNTER×HUNTER 10 (ジャンプ・コミックス)HUNTER×HUNTER 10 (ジャンプ・コミックス)
オークションの蘊蓄など全く冒険要素のない部分なのにたいへん面白く本当に活劇だけに頼ってない漫画だと感心する。
読了日:08月02日 著者:冨樫 義博
HUNTER×HUNTER 9 (ジャンプ・コミックス)HUNTER×HUNTER 9 (ジャンプ・コミックス)
設定の工夫が素晴らしい上にちゃんとストーリーとして読ませるのがまた上手い。
読了日:08月01日 著者:冨樫 義博
わたしは甘えているのでしょうか?27歳・OLわたしは甘えているのでしょうか?27歳・OL
人生相談本としては質問の文章が少なく、解答者との人格のぶつかり合い的面白みはあまりない。そこよりもたわいのない質問にも知性的理論的ポジティブに答えていく村上龍の含蓄を味わうべき内容。わからないことはわからないで終わる姿勢も好ましい。通して言わんとしていることは古い価値観にとらわれず自分の価値観を持っていいんだ、と受け止めた。あとけっこう頭の整理に役だった。
読了日:08月01日 著者:村上 龍

2012年8月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

今月も強烈な暑さでバテそうになりましたがなんとか持たしてそれなりに本は読めたかな、と思います。8月は終わっても残暑は厳しそうですね。