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クビシメロマンチスト

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社ノベルス)

鴉の濡れ羽島で起こった密室殺人事件から二週間。京都、私立鹿鳴館大学。「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”が級友・葵井巫女子とその仲間たちと送る日常は、古都を震撼させる連続殺人鬼“人間失格・零崎人識”との出会いによって揺らめき脆く崩れ去っていく―。そして待ち受ける急転直下の衝撃。一つの世界が壊れる“そのとき”を描ききった新青春エンタの傑作。

前作はいわゆるクローズドサークルものでいかにもな推理小説的設定でしたが今回は舞台が日本で学生生活がメインなので青春小説であり、またライトノベル的味わいが濃いです。クビキリサイクルほど周りに異常なキャラがいないだけに主人公・いーちゃんの特異さが際立ちますね。とりわけ殺人鬼・零崎人識といーちゃんの会話が面白い。対照的なようで相通じる部分がある二人というのはとても興味深い間柄ですな。